2023年の振り返り

あっという間に2023年が過ぎ、新年がやってきました🐲

エンジニア3年生〜4年生として過ごした2023年。記録のために一年の活動を振り返っておきます。

アクセシビリティへの関心が高まった

Webアクセシビリティへの関心が高まり、積極的に情報を集めたりカンファレンスに参加することが増えた一年でした。

きっかけとしては大きく以下が挙げられます。

  1. 社内で元々アクセシビリティに関する案件があったこと
  2. チームメンバーのサポート・レビューをする際に自分自身の理解が全く足りないと気づいたこと
  3. 書籍『Webアプリケーションアクセシビリティ』を読んだこと
  4. アクセシビリティカンファレンス福岡に参加(リモート)したこと

以前から「もっと勉強しないと」という気持ちはありましたが、熱心に取り組んでいる方々を目にしてモチベーションが高まりました。そして次第にこの分野を専門にしたい、と考えるようになりました。これからのエンジニアとしてのキャリアを考える上で「アクセシビリティ」を強く意識するようになったのは大きな出来事です。

下半期から年末にかけては社内で積極的に情報をシェアしたり、声がけをするようになりましたが、具体的なアウトプットはまだまだです。

アクセシビリティが当たり前に実装される社会をつくるために、今年はよりアクセシビリティに関する活動・学習・実装にコミットする一年としたいです。

業務範囲が拡大して責任が増えた

昨年八月に長年チームを支えていた上司が退職してから、技術チームの中心として大きな仕事を任されることが増えました。正直スキルも経験も全く足りていないので、毎日四苦八苦しながらなんとか案件をこなしています。そんな中でも少しずつ規模の大きな案件や複雑な実装をこなせるようになってきた点に関しては自分を少し褒めてあげたいです。

実装を担当した案件

  • 100~1000P規模のWebサイト制作(主にJSとWordPressの実装を担当)
  • 企業の周年特設サイト(React + TypeScript を利用したSPA)
  • インタラクティブな絞り込みUI(React + TypeScript)
  • React + TypeScript + zod + React Hook form によるフォーム実装(フロントのみ)
  • GSAPアニメーションを利用したLP
  • 横スクロール + アニメーションLP
  • etc…

業務の中ではあまり新しい技術に挑戦することができなかったことが悔やまれます。(できればNext.jsやAstroを使ったJamstack案件とかやってみたかったなあ…と思いました。)

業務改善

  • 社内フレームワークのメンテナンスと大幅なバージョンアップ
  • チームメンバーのサポート・レビュー
  • 社内Wikiの整備
  • 各案件の情報一元化
  • 社外エンジニアへの外注&共同開発

案件以外では、チームメンバーに向けて開発環境やドキュメントを整える作業に使う時間が増えました。また社内全体の業務改善を提言することもありました。

また、周りのメンバーにレビューをしたり教える機会が増えたことは大きなプラスでした。人の書いたコードを読んだりレビューをすることが自身へのフィードバックとなり、これまで曖昧だった理解が深まった感覚があります。

アウトプットを増やすための下地を作った

  • 技術書10冊以上読む
  • 読む専門だったXアカウントを稼働
  • アクセシビリティ系のカンファレンスに参加
  • 技術ブログの制作

年初は「アウトプットをしていこう」と意気込んでいましたが、結局年末までまともに動くことができませんでした。

なんとか下半期終盤になってブログを制作したり、Xアカウントを稼働させたりと少しずつアウトプットを増やしていくことができたので、今年はもっと積極的にアウトプットをしていきたいです。

ブログ制作の過程では、

  • Next.jsのApp Router
  • ContentLayer
  • ESLintなど開発環境周りの設定

などこれまで触れてきていない分野にも触れることができたので、この勢いで今年はどんどんスキルアップしていきたいです。

学習したことを記事化する習慣も身につけたいですね。

その他の変化

AIを使ったコーディング

ChatGPTやGitHub Copilotの登場で仕事のやり方がかなり変わりました。簡単なコードならいちいち調べる必要もなくコメントを書くだけで実装がほぼ完了してしまうので、明らかに生産性がアップしたと感じています。

おそらく今年はAIの波がさらに加速して業務に押し寄せてくるでしょう。まだまだ使いこなせているとは言えないので、最新のツールも積極的に使い倒してこれからのドラスティックな変化に対応できるようにしないといけないな〜と感じています。